カミナシ、JR東日本スタートアッププログラム2021で優秀賞を受賞

プレスリリース

〜ノーコードによる業務アプリを通じて、鉄道車両メンテナンス業務のDXを推進〜
ノンデスクワーカーの働き方を変革する株式会社カミナシ(本社:東京都千代田区、代表取締役:諸岡 裕人、以下「カミナシ」)は、東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)とJR東日本スタートアップ株式会社(以下、JR東日本スタートアップ)が主催するビジネス創造活動「JR東日本スタートアッププログラム2021」の採択企業13社によるDEMO DAY(発表会)において、優秀賞を受賞しました。

「JR東日本スタートアッププログラム2021」とは、JR東日本とJR東日本スタートアップが主催する、ベンチャー企業や優れた事業アイディアを有する方々との協業によるビジネス創造活動です。5回目の開催となる2021年は、154件の提案から書類審査等を経て13社が採択されました。そして、プレゼン審査となるDEMO DAYにおいて、カミナシは「優秀賞」を受賞しました。

実証実験「鉄道車両メンテナンス業務のDX」とは

協業事業に採択された「鉄道車両メンテナンス業務のDX」とは、カミナシが提供する現場改善プラットフォーム『カミナシ』を活用して、これまで紙管理を中心に行われてきた鉄道車両メンテナンス現場において、作業記録の入力から工程管理までをデジタル化する業務変革です。カミナシではこれを「車両メンテナンス3.0」と定義し、2021年11月からテストマーケティングとして、JR東日本の東京総合車両センターにおいて導入を開始。複雑に細分化された600以上にも及ぶ車両メンテナンス業務の工程をデジタル化して、業務効率化はもちろん、旅客輸送における安全性の向上・サービス品質の向上を目指します。

審査員からの評価コメント

現場DXプラットフォームで、車両メンテナンスの現場から紙を無くそうというコンセプトがわかりやすい一方で、わかりやすいコンセプトだからこそ、これまで散々提案されてきたテーマなのではないかと思います。しかし、今回カミナシではそれらの導入ができなかったところをノーコードで解決できるということで、JR東日本の審査員も前のめりになって興味を持っていました。「車両メンテナンス3.0」の実現を楽しみにしております。
(株式会社コラボラボ 代表取締役 横田響子氏)

JR東日本スタートアッププログラムについて


ベンチャー企業や様々なアイディアを有する方々から、駅や鉄道、グループ事業の経営資源や情報資産を活用したビジネス・サービスの提案を募り、ブラッシュアップを経て実現していくプログラムです。2017年度に初めて開催し、今回までに合計94件の提案を採択。鉄道事業やIT事業など幅広い分野の実証実験を行い、一部の取り組みは実用化にいたりました。なお、内閣府主催の2018年度第1回日本オープンイノベーション大賞において、経済産業大臣賞を受賞、2020 年度第3回同賞において、環境大臣賞を受賞しました。
第5回となる「JR東日本スタートアッププログラム2021」では、さらなるオープンイノベーションを推進するため、「地域共創」「デジタル共創」「地球共創(SDGs)」の3つをテーマに掲げ、154件の応募の中から優れたアイデアとして13件が協業事業として採択されています。
https://jrestartup.co.jp/program/

現場DXプラットフォーム『カミナシ』について

現場DXプラットフォーム『カミナシ』は、工場や店舗で働くノンデスクワーカー向けに、作業チェックや報告書作成などの現場管理業務を効率化するクラウドサービスです。手書き情報のデータ化から集計、報告など、これまで紙やエクセルで行っていた作業をノーコードで業務アプリにすることで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現。現場と管理者双方の業務から非効率をなくします。
製造や飲食、小売、物流など、業界問わず現場における業務改善や品質を向上するとともに、現場のDXを推進しています。
https://kaminashi.jp/

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カミナシはなぜ生まれたのか?
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