カミナシ、「WORK DESIGN AWARD 2022」ニューカルチャー部門賞を受賞

プレスリリース

現場DXを推進する株式会社カミナシ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 諸岡 裕人、以下「カミナシ」)は、働き方をアップデートした取り組みを表彰する「WORK DESIGN AWARD 2022」(主催:株式会社SmartHR URL:https://work-design-award.jp/)において、本日2022年11月10日、ニューカルチャー部門賞を受賞しました。
本受賞は、コーポレートビジョンの浸透とカミナシのカルチャーづくりのための取り組みとして2022年7月に発表した、カルチャーブックとビジョンが実現した未来を描いた短編小説を取り入れたことが評価されました。

ビジョン浸透とカルチャーづくりに向けた取り組みが評価

カミナシは、2020年に事業をピボットしました。その際に策定したMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)に共感して入社する社員も多く、2022年10月末現在、70名を超える組織に拡大しています。
新メンバーが増えることにより、2年前の想定よりはるかに強い組織と大きな推進力をもつ企業となった反面、新しい市場開拓を目指すため、従来のミッション・ビジョンだけではカミナシの未来予想図を描き切ることが難しくなりました。そのため、今回新たにメンバーとの対話を重ね、新たなコーポレートビジョンの策定とバリューの見直しを決定。以下2つの施策を実施しました。

社内の共通認識づくりを目的に、コーポレートビジョンをSFプロトタイピングにより小説化

不確実性の高い「未来へ向けたビジョン」について、ただ言語化するだけでなく、社員全員が共通認識を持つために、「SFプロトタイピング※」という手法を用いて制作。複数のストーリーで具体化することで、全社員が同じ方向を向き、さらなる事業成長を加速させる狙いがあります。

カミナシ コーポレートビジョン小説 https://corp.kaminashi.jp/culture/vision2030
※SF的発想をもとにナラティブ(物語)を描き、色々な形のプロトタイプ(試作品)を作って企業のビジョンやミッションの策定、新規事業の創出などのアイデアに生かしたり議論をする手法
https://blog.members.co.jp/article/48730 より引用)

カルチャーブック「カミナシBook」を用いて、カミナシのカルチャー浸透を促進

「カミナシBook」は、ビジョンの小説を「ビジョンの書」、ミッションをまとめた「ミッションの書」、バリューやワークショップのためのシートをまとめた「カルチャーの書」の3部で構成されています。
このカルチャーブックを全社員に配布し、ワークショップを定期的に実施しています。
ビジョン発表後に実施したワークショップのアンケートでは、「ビジョンや策定の背景の理解度」についてアンケート回答者35名中34名が「理解できた(10名)」「とてもよく理解できた(24名)」と回答しており、社内からの理解促進に大きく寄与しています。

▲「カミナシBook」に挿入されたビジョン小説

審査員講評

水星, Inc.代表/CHILLNN, Inc.代表/ホテルプロデューサー 龍崎 翔子氏
従来であればパワポ数ページにわたって、ペルソナ、提供する価値、未来像...と表現していたであろうコーポレートヴィジョンを、小説というフォーマットで表現すること自体ユニークですが、それ以上にスライドごとのぶつ切りではなく、一本の太いストーリーとして語り、読み手を引き込ませ、より高い解像度で、より深く共感させることができる点で、非常に合理的な取り組みであると感じました。未来への見通しを解像度高く立て、社内外へ浸透をさせるという両軸において、面白く効果的なアプローチであるように感じます。全社参加型のワークショップも含め、弊社、株式会社水星でもぜひ取り入れていきたいと思っています!

受賞コメント

株式会社カミナシ 代表取締役CEO 諸岡裕人
昨今、日本のあちこちで叫ばれるDX。これは、日々PCの前で業務を行う人々だけでなく、日本全国すべての「現場」でも急務となっています。未だに多くの紙が使われ、非効率的な業務に時間を割かれる人々がいます。そしてまた、その現場DXには多くの障壁が立ちはだかり、簡単には進まないこともたびたびです。
私たちカミナシが達成したいことは、現場における業務のデジタル化だけでなく、その仕組みや業務フロー自体を大きく変えることです。それにより、さまざま工場や店舗などの「現場」を支える人をもっと楽にし、産業自体の発展させることに寄与したい、と願っています。そのビジョン・ミッションを達成するには、まず私たちの向かう方向を一つにする必要があります。
今回の施策は、まさにその「全員が同じ方向を向く」ために実施しました。その取り組みを高く評価いただき、私たちの想いを汲み取っていただけたことを本当に嬉しく思います。
この取り組みはこれからがスタートです。小説のストーリーが語った未来をすべて実現するために、カミナシは今後も組織を強くし、さらなる事業成長を遂げる推進力にしていきたいと考えています。
思い新たに強く決心する機会をいただけたことに、心より感謝申し上げます。

現場DXプラットフォーム『カミナシ』について

『カミナシ』は、作業チェックなど現場の業務フローをノーコードでデジタル化する現場DXプラットフォームです。これまで紙やエクセルで行っていた手書き情報のデータ化から集計、報告など、作業をノーコードでアプリにすることで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現。製造や飲食、小売、物流など、業界問わず5,000箇所以上の現場のDXに寄与しています。利用料金は以下よりお問い合わせください。
https://kaminashi.jp/


3分でわかる
カミナシ

カミナシはなぜ生まれたのか?
どんな未来を目指しているのか?
カミナシのことがまとめてわかるコンテンツです。

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5つのQ

「ノンデスクワーカーの才能を解き放つ」という言葉には、
どんな経緯や想いが詰まっているのでしょうか。
5つの問いを紐解きながらミッションを深掘りするコンテンツです。

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