「こだわりの干物」を製造する紀州高下水産、衛生管理に『カミナシ』を導入し、承認業務の工数を9割削減

プレスリリース

〜衛生管理履歴の見える化により、取引先からの信頼が向上〜
現場DXプラットフォーム『カミナシ』を提供する株式会社カミナシ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 諸岡 裕人、以下「カミナシ」)は、株式会社紀州高下水産(本社:和歌山県和歌山市、代表取締役 高下 昭人、以下「紀州高下水産」)が『カミナシ』を導入したことをお知らせします。

紀州高下水産は、主にあじ、さば、さんま、のどぐろなどの干物を製造・販売する水産加工会社です。飲食店・スーパーなどの小売店への卸売だけでなく、ECサイトでの直販も行っており、過去にはメディアで特集されるなど、ECサイトの口コミでも高い評価を得ています。
同社では、小規模事業者向けの「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」に対応する際の管理工数増大が懸念されており、その業務効率化を実現するために、カミナシの導入を決定しました。

『カミナシ』の活用方法と成果

1. 「ただ記録するだけ」の紙管理から脱却し、衛生管理をデジタル化
過去の作業履歴をすぐに確認でき、取引先からの信頼が向上

紀州高下水産では、これまで冷蔵庫・冷凍庫の温度管理や従業員の入室記録、機械の点検表を紙やホワイトボードで管理しており、バイヤーなどからの問い合わせを受けて、過去の作業記録を確認するのに2日ほどかかっていました。さらに、当時の管理方法のままHACCP対応を進めた際の、記録・管理の煩雑化・業務工数の増大が懸念されていました。
そこで、これらの運用を『カミナシ』に変更し、作業記録、承認、データの蓄積・閲覧などが一気通貫してできる衛生管理が実現。これまで、承認作業にかかっていた時間も9割削減され、過去の作業履歴がすぐに確認できるようになったことで、取引先のバイヤーなどから問い合わせがあった際もすぐに回答ができるようになり、取引先からの信頼向上に繋がりました。

2.機械トラブル時の復旧が2日から半日に!
離れた場所でも状況確認ができ、タイムロスによる生産力低下を防止

製造機械の不調が発生した際、これまでは従業員から管理者へ報告し、管理者から修理業者へ依頼する手順となっていたため復旧まで2日ほど要し、工場の生産力低下の原因となっていました。
しかし、『カミナシ』導入後は、不調の発生時に『カミナシ』上に記録をすると、確認すべき箇所の表示や不調箇所をタブレットで撮影できるようにしたほか、修理業者への依頼方法も表示できるように変更。離れた場所にいる管理者への報告スピードが向上したほか、従業員から直接修理依頼ができるようになったことで、復旧までの時間が大幅に短縮。生産力の低下予防に大きく貢献しました。

今後の展開

衛生管理のデジタル化を皮切りに活用範囲を広げ、各作業工程の業務マニュアルの『カミナシ』への移行に着手します。これにより、新人教育の手間やコストを削減し、さらなる業務効率化を目指します。

導入事例詳細

承認業務の手間を9割削減し、機械トラブル時の早期復旧も可能に。「こだわりの干物」を製造する紀州高下水産のカミナシ活用法

株式会社紀州高下水産 会社概要

会社名:株式会社紀州高下水産
所在地:和歌山県和歌山市和歌浦南 2-3-24
代表者:代表取締役 高下 昭人
設立:2015年
事業内容:干物の製造・販売
URL:http://www.kishu-marutaka.net/

現場DXプラットフォーム『カミナシ』について

『カミナシ』は、作業チェックなど現場の業務フローをノーコードでデジタル化する現場DXプラットフォームです。手書き情報のデータ化から集計、報告など、これまで紙やエクセルで行っていた作業をノーコードでアプリにすることで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現。現場と管理者双方の業務から非効率をなくします。
製造や飲食、小売、物流など、業界問わず現場の業務改善や品質を向上するとともに、現場のDXに寄与しています。利用料金は以下よりお問い合わせください。
https://kaminashi.jp/

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