プレスリリース
〜デジタル化促進プロジェクトを契機に、若手社員の活躍を後押し〜
現場DXプラットフォーム『カミナシ』を提供する株式会社カミナシ(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO 諸岡 裕人、以下「カミナシ」)は、株式会社オイシス(本部:兵庫県伊丹市、代表取締役社長 池野 正明、以下「オイシス」)が『カミナシ』を導入したことをお知らせします。
兵庫県に本拠地を置く総合食品メーカーであるオイシスは、兵庫・大阪・滋賀に9工場を構え、パン、惣菜、麺類、焼き菓子など、1日1,000種類以上の食品を製造しています。大手コンビニエンスストアや量販店へ商品を提供しているほか、自社直営・フランチャイズのベーカリーショップも展開しています。
食品製造において品質管理業務は欠かせませんが、オイシスでは1工場あたり毎日200枚以上の紙帳票が発生しており、帳票の印刷や回収、保管などの管理が品質管理担当者の業務を圧迫。また、そのような環境は若手社員の活躍を阻害する要因にもなっていたため、改善が急がれていました。
そこで、これらの課題を解決するため、品質管理体制の強化や業務負担の削減、若手社員の活躍できる環境作りを目指し、主要拠点である神戸工場に『カミナシ』を導入しました。
活用方法と成果
1. 品質管理に利用する主要な20帳票をわずか3ヶ月でデジタル化
工場全体で月間100時間もの作業時間を削減し、大幅な効率化を実現
オイシスで毎日発生していた200枚以上の紙帳票のうち、特に利用頻度の高い20帳票を『カミナシ』に移行したことで、紙帳票の印刷や配布、記入のほか、就業後に1枚1枚を目でチェックする必要がなくなり、現場での記録から品質管理担当者の確認までデジタル化しました。その結果、導入から3ヶ月半で月間100時間の業務時間が削減でき、工場全体の業務効率化を実現しています。
2.若手社員中心に組成されたデジタル化プロジェクトで、活躍を後押し
デジタル・ネイティブの視点で業務フローを改善。社員間のコミュニケーションも円滑に
デジタル化を進めるためには、従来の運用を大きく変え、システムやツールをうまく組み込んだ業務フローへ一新する必要がありました。そのためには、紙や目でのチェックにやりづらさを抱える若手の視点が必須でした。
今回の導入プロジェクトチームは若手メンバーを中心に組成され、業務フローの改善からカミナシの設定までを推進。チェック漏れのアラート機能や、画像を用いた記録を活用したことで、情報伝達の精度が上がっただけでなく、若手社員が現場のベテラン従業員のミスを指摘しなければならないといった、コミュニケーションにおける「働きにくさ」の解消にも寄与しています。
今後の展開
オイシスの神戸工場では今後、残る紙帳票のデジタル化を進め、さらなる業務効率の向上を強化する予定です。また、この神戸工場での実績をもとに、全工場への導入も視野に入れ、食品製造メーカーとして本部で統一した品質管理の精度向上と業務効率化を同時に推進していく方針です。
導入事例詳細
若手中心のプロジェクトチームで主要工場にカミナシを導入。約3ヶ月で20種類以上の帳票を電子化し、月間約100時間の業務時間を削減
現場DXプラットフォーム『カミナシ』について
『カミナシ』は、作業チェックなど現場の業務フローをノーコードでデジタル化する現場DXプラットフォームです。これまで紙やエクセルで行っていた手書き情報のデータ化から集計、報告など、作業をノーコードでアプリにすることで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現。
製造や飲食、小売、物流など、業界問わず5,000箇所以上の現場のDXに寄与しています。利用料金は以下よりお問い合わせください。
https://kaminashi.jp/
株式会社オイシス 会社概要
会社名:株式会社オイシス
所在地:兵庫県伊丹市池尻2丁目23番地
代表者:代表取締役社長 池野 正明
設立:1948年6月23日
事業内容:コンビニエンスストアや量販店向けの食品製造・卸・販売
URL:http://oisis.co.jp/